ホームセンターで買った合板や木材は、その場でカットしてもらえます。料金は1カット30〜55円ほどで、会員カードやアプリで無料になる店もあります。頼むときのコツは、どの板から、どの寸法を、何枚切るかを図にして持っていくことです。

ホームセンターのカットサービスとは

お店で買った木材を、店員さんがパネルソーという大きな機械でまっすぐに切ってくれるサービスです。のこぎりを持っていなくても、家で切る場所がなくても、必要な大きさの板が手に入ります。

多くのお店で、次のようなルールがあります。

料金の目安

料金は「1カット」ごとにかかります。1カットとは、刃を1回通すことです。1枚の板を3つに分けるなら2カットになります。

お店 1カットの料金 無料・割引になる条件
カインズ 50円 カインズBカードなどの提示で、直線カット10回まで無料(当日購入分、1日1回)
コーナン 33円 アプリのクーポンで10カットまで無料(1日1回)
DCM 50円 会員はカット料金の50%分をポイントで還元
ロイヤルホームセンター 44円 特になし
島忠ホームズ 55円 特になし

料金や条件は、お店や時期によって変わります。カインズは公式のよくある質問、そのほかは2025年10月時点の情報をまとめた記事をもとにしています。使う前にお店で確認してください。

頼み方の手順

  1. 作るものに必要なパーツの寸法を決める 板の厚みのぶんも考えて、パーツ1枚ずつの長さと幅を決めます。棚を作るなら、DIY棚の設計ツール「シェルフプランナー」でサイズを入れるだけで、必要な板の寸法がわかります。
  2. 買う合板の大きさを決めて、切り出し図を作る サブロク(910×1820mm)などの合板1枚から、どう切り出すかを図にします。そのままカットオーダーを使えば、欲しいパーツのサイズを入れるだけで図ができます。
  3. 木材を買う レジで会計します。カット代を先に払う店と、カットのあとに払う店があります。
  4. カットの受付で、図を見せて頼む 申込書に寸法を書く店もあります。切り出し図を見せると、寸法や切る順番が伝わりやすくなります。
  5. 受け取って、寸法を確認する その場でメジャーを当てて、サイズが合っているか確かめましょう。

失敗しないための5つの注意点

1. 切るたびに板が少し短くなる(切りしろ)

刃の厚み(3〜4mmほど)のぶん、1回切るごとに板が削れます。たとえば1000mmの板を500mmずつ2枚に分けようとすると、1枚は約496mmになります。ぴったりのサイズが必要なパーツは、余白をとって配置しておきましょう。

2. 1〜3mmほどの誤差を見込んでおく

機械で切っても、1〜3mmほどずれることがあります。棚板のように、側板の間にはめこむパーツは、少し短めに切ってもらうと組み立てやすくなります。

3. まっすぐ以外の切り方はできない

斜め切り・曲線・穴あけは、ほとんどのお店でできません。必要な場合は、自分でのこぎりやジグソーを使うか、作業スペースと工具を貸し出しているお店を探しましょう。

4. 受付時間と混み具合に注意する

閉店の1時間ほど前に受付を終える店もあります。週末の昼間は混みやすく、待つことがあります。時間に余裕をもって行きましょう。

5. 木目の向きを伝える

合板の表面には木目があります。見た目をそろえたい家具は、「この向きで切ってほしい」と伝えておくと安心です。

店員さんに伝わる「切り出し図」を用意しよう

寸法を口頭や手書きのメモで伝えると、読み間違いが起きたり、切る順番の相談に時間がかかったりします。合板1枚からの切り方を図にして持っていけば、受付がスムーズです。

そのままカットオーダーなら、欲しいパーツの長さ・幅・枚数を入れるだけで、無駄の少ない切り出し図(板取り図)を自動で作れます。買う合板の枚数と切る回数も出るので、カット料金の見積もりにも使えます。お店では画面を見せるか、PDFを保存して持っていきましょう。

そのままカットオーダーで作った切り出し図の例

切り出し図を無料で作る

よくある質問

持ち込んだ木材も切ってもらえますか?

多くのお店では、その店で当日買った木材だけが対象です。持ち込みに対応しているお店もあるので、事前に確認してください。

斜めや曲線にも切ってもらえますか?

ほとんどのお店では、まっすぐな直線しか切れません。

どのくらい時間がかかりますか?

空いていれば短い時間で終わりますが、週末は順番待ちになることがあります。カットの数が多いと、そのぶん時間もかかります。

参考にした情報